2025

黒部五郎岳~下山

2025年8月6日(水)~7日(木)

 

三俣山荘を5時出発、今日は昨日より強い雨になりそうなので小屋で貰ったお弁当を食べてから出る

食べていて正解だった、この日は昨日より雨風が強くて、途中でご飯を食べるどころではなかった

昨日もそうでしたけど小屋を一緒に出る人はいなかった、ほとんど単独行

 

5:02 出発の時は雨は降っていない、左の電気のついている所が展望レストラン
5:06 三俣蓮華岳に登ってもどうせ何も見ないだろうから巻道を行く、15分しか変わらんけど・・・
5:29 雪渓に出る、予習していたのは雪渓の上を歩くはずだったんだけど、カチンコチンに凍っていて危ないので横のガレ場を行く
5:57 ずっと続く花畑・・・
6:09 白いのはハクサンイチゲ
ハクサンイチゲ
6:13 山頂コースと合流
7:14 黒部五郎小屋に到着、めっちゃ雰囲気のいい所に立っています (^_-)-☆ 目の前が黒部五郎岳のカールへと続く湿地帯
三俣山荘から黒部五郎小屋
7:25 小屋の軒下で雨風を避けて休憩していたけど、出てきたお姉さんに「小屋の中へどうぞ」・・・とは言われんかった・・・(笑) もっとゆっくりしたかったけど体が冷えるし、歩くのが億劫になるかもしれないので水分補給だけして出発
7:29 ずっと谷の左を歩いて行くんだけれども登山道が川状態! 山からは水がどんどん落ちてくるし、もうジャブジャブ歩くしかない (一一”)
7:47 こんな所がそこら中に・・・
7:53 晴れていればさぞかし素敵な楽園だったと思います (^^♪
ウサギギクもいっぱい咲いていた
7:59 天国に紛れ込んだよう・・・
8:32 黒部五郎岳の五郎は岩がゴロゴロから来たもの、その岩が出てきた
8:46 岩と岩の間は花畑
8:52 そろそろカールの端に着く、この辺から見上げる黒部五郎岳の絶壁が素晴らしいんだけども・・・全然見えん (一一”)
ヨツバシオガマ
8:58 そろそろ今日最大の試練、岩場の超急登が始まる・・・マークが無ければ道に迷いそう
エゾシオガマ
9:06 斜面に入っても花畑は続く・・・
またライチョウ、岩と見分けがつかない
5、6匹の家族だった
9:36 ヒィーヒィー言いながら黒部五郎の肩に着いた (@_@) ここで今日初めての登山者が太郎平方面から歩いてきた、早そうだったので先に行ってもらう 昨日、三俣山荘で隣だった人は黒部五郎岳に登る時はいつも稜線コースを歩くそうだ、やっぱり熟練者
9:37 ここからは歩きやすかった
9:54 また途中すっ飛ばして黒部五郎岳山頂!
三等三角点「黒部」2839.56
黒部五郎小屋から黒部五郎岳、下の点線が稜線コース
11:31 中俣乗越、黒部五郎岳からは何の遮蔽物もない吹きっさらし (一一”) 降りる方はまだいいけど登ってくる人には気の毒だった
12:16 一応の目安と考えていた赤木岳にやっと着いた~ (^O^)/ ここからは緩やかな下りがほとんど・・・もうすでにヘロヘロですけど・・・
黒部五郎岳から赤木岳
またライチョウ
13:09 北ノ俣岳
13:18 木道が始まったから小屋は近いと思ったら甘かった・・・(笑)
13:28 この辺は大花畑が続く
霧が無かったらどこまで続くんだろう・・・
このライチョウは親子の区別がつかん、目の上が赤いのはオス
チングルマの濡れた綿毛がきれい
リンドウ
14:35 木道はずっと続いているわけではなく、途中無かったり、大きく崩れて危ない所があった
14:53 初日の分岐に着いたあ~! 小屋はもうすぐそこだー! (^^♪
14:55 太郎平小屋、当然ながら小屋の外には誰もいない・・・ 小屋に入って受付をすまして、乾燥部屋を使わしてもらう さすがに今日はストーブがガンガン炊いてあった レインウェアー、スパッツ、手袋、靴、ザックを乾燥室に置かしてもらい必要なものだけ持って寝床へ・・・
赤木岳から太郎平小屋まで
17:02 太郎平小屋名物・・・かどうかは知らんけど美味しいハンバーグ 食事中、富山県山岳救助隊のイケメン隊員(Tシャツ1枚でしたが体を鍛えているのが分かった、アスリートのようでな体でした)の講話、1.明日は雨で木道が滑るので注意するように 2.黒部五郎岳は吹きっさらしなので注意すること 3.折立登山口から太郎平の登山道に熊が出たのでもし会ったら刺激しないこと(食事中の人の中に熊を見た人がいた)もう一つあったけど忘れた
19:15 個人で来たのは自分が最後だったようで、この四人スペースに一人だった (^O^)/  あとから17人の団体が来たようですけど、どうも予定外のグループだったらしくどっかに回された・・・

 

夕方からさらに雨風が強くなり、外はもうザァーザァー降り!

台風並みの風が吹いていました

ま、明日は降りるだけなので気楽ですけど・・・

ホテルのチェックインも14時だし・・・

5時朝食なので4時前から起きていましたが、外はまだ暴風雨・・・(一一”)

下界に降りてから知ったんですが、金沢では大雨であちこち土砂崩れがあったみたいです

自分もその被害にあいますが・・・

 

8月7日(木)

5:04 朝食・・・美味しい (^^♪

 

朝食のあと7時頃出ようと思っていたので、また布団に横になる

まだ風の強さは変わらない・・・

あんまり出発する人はいないようだ

6時半頃になって風が収まってきた、雨も小降りに・・・

ぼちぼち起きて準備をする

支度をして土間で靴を履いていると、支配人が電話でタクシー会社とやり取りしていた

タクシーを折立に呼ぶ人は早めに下山してほしい

有峰林道は降水量が規定に達すると閉鎖されるそうだ

ちょっと慌てた・・・(笑)

午前中は大丈夫だろうということでホッとした (>_<)

自分と同じころに下りだしたのは一人だけだった

あとの人はこれから上に向かうのか、もう少し様子を見て下山するのか

中にはもう一泊する人もいるかもしれない(今日はキャンセルが多いだろうから)

7:33 風はだいぶん収まったけど、時より雨が吹きつける
7:56 奥の出っ張っている所が「五光岩」らしい
太郎平を振り返る
8:09 五光岩ベンチ
8:22 有峰湖が見えてほっと一息・・・まだこれから先も長いけど
8:57 登る時は気が付かなかったけど、このポールは見覚えがある 空から積雪量を確認するらしい
9:08 三角点広場
10:25 土砂降りの雨の中無事下山 (+_+)
太郎平小屋から折立登山口

 

気温18度・・・

車に乗って着替えるのが大変だった (笑)

車の下も踝くらいまでの水たまり

脱いだ服は荷台に放り込んで片付けはあとから

ナビに金沢のホテルをセットすると「目的地は嵐です・・・」 (>_<)

ナビの声で「嵐」というのは初めて聞いた!

有峰ハウスの前の自販機でゼロコーラを購入(事前にチェック済み・笑)

有峰林道を降りているとワゴンタクシーが3台上がってきた

この頃雨は小降り

林道を降りて富山市内に入ると青空 (^^♪

あちこちで通行止めが出ているらしく、ナビが変な道に誘導する

このナビは前からちょっとおかしいけど

ある山道に入ると土砂で完全に道がふさがっていた

最初は何のことか分からんかった・・・

まるで壁のようだったので、土砂でふさがっていると気が付くまで数秒・・・(笑)

ナビに入ってくる情報も間に合わないらしい

バックし元の道に戻り、再探索して出直し

金沢に着くと完全に雨は上がっていて晴れ間も出ていた

ホテルに着いてお風呂に入ってから金沢駅に行くと、新幹線も止まっていたらしく大混雑

駅前で食事をしてホテルに戻りもう一度お風呂へ

 

水晶岳、鷲羽岳、黒部五郎岳は機会があればもう一度行ってみたい・・・

水晶の岩場と、黒部五郎の絶壁を見たい・・・

ちょっと遠いけど (笑)

双六小屋から行けばもうちょっと楽かも・・・

 

今回の総走行距離、1200㎞

家に帰ってから計ると、体脂肪12%!

降りてすぐ計ったら夢の一桁代だったかも・・・(笑)

金沢駅の印象的な門
全行程
累積標高:4240m、沿面距離:48㎞、所要時間:78時間

 

 

POSTED COMMENT

  1. え~ちゃん より:

    お疲れ様でした
    雲ノ平~鷲羽~三俣山荘~晴れていれば素晴らしいとこですがね~(^^♪
    しかし強風雨の中大変でしたね!特に単独行は無理が出来ないからね!
    私は晴れていましたけど?特に三俣山荘の食堂のランプの向こうに槍ヶ岳が見えたのはま今でも思い出しますよ!
    再度挑戦ですね!私も雲ノ平や鷲羽岳などは2回行きましたが一度はあまり天気は良くなかったような?
    ・・・しかし単独でのこのルートを歩いたのは凄いですね~(^^)/、本当におッ疲れ様でした(^^)/

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