2025

アポイ岳 2025/5/12(月)

 

アポイ岳:花の百名山、新・花の百名山、北海道百名山

山が「幌満橄欖岩」と呼ばれるかんらん岩でできている特殊な岩体のため、標高の低さに比して森林が発達せず、蛇紋岩植物が生育する高山植物の宝庫となっている(ウキペディア)

日本列島は、4つのプレートがぶつかり合う世界で最も活動的な場所で、そのために地震や火山活動がひんぱんに起こります。4つのプレートのうち、ユーラシアプレートと北米プレートの境界は、現在は日本海の東側に列島に沿ってあるとされていますが、かつては今の北海道を縦断する位置にあったと考えられています。両プレートの衝突によって北海道の土台がつくられ、東側の北米プレートが、西側のユーラシアプレートにめくれ上がるように乗り上げて日高山脈ができました。その際、プレートの一番下にあったマントルの一部までも地表に押し上げ、かんらん岩の山・アポイ岳をつくり上げたのです。(様似町アポイ岳ジオパーク推進協議会)

ベースキャンプ遠征ツアー

女性4名+男性4名+ガイドさん

 

5月11日

丸亀~高松~津田松原SA~明石海峡大橋~神戸空港

予定では始発の7時35分の便でしたが、機体の準備ができないらしく、当日の夜0時に急遽変更になり12:35発14:30着・新千歳行きSKY175便に搭乗

新千歳からレンタカーで襟裳岬近くの宿へ

搭乗したボーイング737-800
国道336号線、黄金道路・・・といっても金が採れるわけではなく、開通に8年を要したお金がかかった道路
この日は海が荒れていました、ここでは普通かもしれんけど・・・
美味しい夕食 )^o^(

 

5月12日

4:13 宿のバルコニーから、東方向
4:14 右端が襟裳岬
4:18 襟裳岬の方へ散歩に行こうと思ってましたけど、日の出が見られないようなので止めました (-_-)zzz
4:38 早朝から昆布を干しています
7:47 朝食をとって昨日行く予定だった襟裳岬へ
7:50 久しぶりの「死ぬまでに行きたかった所」シリーズ第〇○弾国内版 (^_^)
7:51 先っちょまで行ってみる
タンポポ
エンゴサク
7:55 荒々しい海
7:59 
カモメがいっぱい、中には真っ黒な鳥もいた・・・アザラシがよく見られるそうですが肉眼では全然分からん ( 一一)
帰ってから拡大すると、うじゃうじゃといた (笑) あんまり動かないので石に見えた
これも保護色、敵から身を守るためですかね
8:14 「襟裳岬」の歌碑、二つある 森進一しか知らんかったけど、島倉千代子もおんなじ曲名の歌があったみたい
8:19 ぐるっと回って駐車場へ、遠くにアポイ岳が見える
左端がアポイ岳
9:27 アポイ岳ジオパークセンターが登山口
アポイ岳の位置と日高山脈
累積標高:870m、沿面距離:10㎞、所要時間:7時間
9:32 しばらくはジオパーク内の遊歩道歩き
9:39 王子製紙がもっとるんや
9:41 小川を渡って登山道らしくなる、しばらくは平坦な道
早速出てきます、ヒメイチゲ(山中にいっぱい咲いてた)
エゾオオサクラソウ、あと似た花が二つ出てきます
登山道脇にいっぱい咲いてる
タチツボスミレ?
やたらと花びらの多いヒメイチゲ
9:58 クマ除けの鐘
鹿のお出迎え
10:22 第3休憩所
10:29 第4休憩所
10:45 ミロのヴィーナス・・・ではない
アポイのヴィーナス
10:48 第5休憩所
サマニユキワリ、全国に「サマニ」のついた花がありますけど、ここの地名だったんですね(様似町)
サマニユキワリもいっぱい咲いてた
11:02 避難小屋、ここからがらりと様相が変わります
小休止
馬ノ背の稜線を通って、アポイ岳(右)へ
アポイ岳、山頂に毛のように生えているのはダケカンバ
1時間半歩いて標高は200mも登っていない、ここから馬ノ背まで急登
アポイアズマギク
紫のアポイアズマギク
キジムシロ?
11:40 いよいよ岩稜帯に入る
カンスゲ
11:44 6~7合目
後を振り返ると海岸線が見える
サマニユキワリ
12:00 馬ノ背を歩く
遥か彼方に雪山が見えた
日高山脈
サマニユキワリと似ているけど、葉っぱが違う・・・ヒダカイワザクラ
橄欖岩・・・オリビン(オリーブ色をしている)
オリビン
宝石名はペリドット(8月の誕生石)
12:12 最後の登りが始まります
12:13 分岐、左へ登り右から降りてくる
12:23 8合目、団体が降りてくるので待機
歩いてきた馬ノ背
12:26 岩登り
エゾキスミレ
12:32 山頂までもうちょっと
こんな所でも生きていけるんですね
12:46 ダケカンバ帯に入る
12:48 山頂にだけダケカンバがあるのが不思議
12:50 アポイ岳山頂
一等三角点「冬島」810.11
アポイタチツボスミレ、薄い紫が素敵な花 (^_-)-☆
山頂の周りはぐるりとダケカンバ
13:11 小休止後下山
13:14 山頂を振り返って
13:19 なんかの採掘現場が見える
最高の登山日和
13:24 ダケカンバ帯を降りる
13:33 下に見えるのが旧幌満花畑、なんで旧なのか分からん・・・
13:41 旧幌満花畑、ここは昔ヒダカソウの群生地だったそうです、今は全然見えない・・・それで旧らしい・・・盗掘で絶滅・・・立ち入り禁止区域の中で細々と保護されているかも・・・しれない
13:44 山頂を振り返る
トラバース道を分岐に戻る
サマニユキワリ
13:57 樹林帯に入る
ヒメイチゲ
14:18 また岩稜地帯
14:20 アポイ岳もかっこいい山ですね
アポイアズマギク
14:31 馬ノ背に戻る
左端のとんがった山がピンネシリ、手前が吉田岳 ピンネシリもそそられる山 !(^^)!
14:49 岩場を降る
15:02 避難小屋に戻る
15:09 アポイ岳見納め
15:40 第4休憩所
15:47 第3休憩所
15:53 二合目
15:55 第2休憩所
16:12 エゾオオサクラソウ道路に戻る
16:16 一合目
16:26 無事下山
16:30 アポイ岳ジオパークビジターセンターを見学、17時閉館なので急ぐ
センター内で保護されているヒダカソウに会えた (^^♪

 

新ひだか町の宿へ向かう

今宵の夕食、明日は7時朝食、10時出発のゆったりモード

 

5月13日

8:18 朝食後一人で海岸線を散歩
8:31 日高本線跡、苫小牧と様似町を結ぶ146㎞の路線だったが、2015年の高波で被災し運休となり2021年に全体の8割が廃線となった(ウキペディアより)
かつての静内駅、駅には行かんかった
黄色い消火栓・・・宿に戻って新冠(にいかっぷ)町に移動
10:04 新冠町レ・コード館 キズナ(ダービー馬)・・・騎手は武豊  新冠町のあちこちに過去の名馬の碑があるみたい、ハイセイコー、トウカイテイオー、ナリタブライアン、オグリキャップetc・・・オグリキャップの像は車で横を通った時に気が付いた(オグリキャップ:芦毛の怪物、地方競馬で圧倒的な戦績をおさめ中央競馬へ移籍、重賞12勝内G14勝 特にラストランの有馬記念は大方の予想を裏切り奇跡の復活勝利!その時も騎手は武豊・・・のんびりと老後を生きている馬(重賞を勝たなければならない)には会えるみたい・・・ゆっくりと優駿巡りもいいなあ (^^♪
優駿メモリアルパーク
レ・コード館内部、数十万枚のレコードが保管されているそうです
レ・コード館のタワーに登って左が幌尻岳、右がカムイエクウチカウシ山(熊の転げ落ちる山)
カムイエクウチカウシ山は地元でカムエクと呼ばれているそうですが、登りたくなるかっこいい山ですね (^_-)-☆
黄色いカタクリが売られていた
また新ひだか町に戻って2,000本を超える桜が直線7キロメートルに渡って咲き誇る二十間道路、両サイドはサラブレッドの牧場が続く
満開の頃の二十間道路(新ひだか町HPより)
再び新冠町へ、ホロシリ乗馬クラブ
ヘルメット、ベスト、乗馬靴、軍手をつけて・・・
12:18 九人のサムライ! にいかっぷホロシリ乗馬クラブで乗馬体験! 右端が自分
何と自分がのさせてもらった馬はG1馬! 恐れ多いです! 眠たそうな顔しちょる (笑)
TVで見た記憶がある! コパノリチャード号! 獲得賞金3億! 森の中を一周乗せてもらいました m(_ _)m
G1高松宮記念(1200m)独走状態でゴールの様子(ウキペディアより)
戴冠雄姿! 毎年数千頭生産されるサラブレッド、中央競馬に出られるのはごくわずか・・・その中で勝ち星を挙げられるのはほんのちょびっと・・・さらにG1を勝つとなると・・・(一一”)
12:27 バイキングのお昼ご飯
16:56 新千歳空港離陸
17:22 岩木山上空
18:23 明石海峡大橋に向けて旋回中

 

定刻より10分早く18時半着陸

20:50 高松着

21:07 自宅着

 

花の百名山に登り、襟裳岬に立ち、馬に乗った中身の濃いツアーでした (^_-)-☆

次は何処の山?

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