1年間、トイレに地図を張って眺めながら考えていた赤石岳から荒川三山の縦走をついに決行しました。予定では20日(金)から21日(土)の予定でしたが、台風17号の影響もあって土曜日の天気がどうも悪い。それで、仕事をどうにか都合をつけ1日前倒しして行ってきました。
朝3時出発、10時30分に新東名高速道路、島田金谷ICに到着。ここからの下道が遠い、畑薙ダムの臨時駐車場まで約2時間半、12時45分に無事に着きました。いろんな人のブログを見ると、この道が狭くて離合が大変だと書かれていましたが、道路状況もだいぶ良くなったらしく(2年前のナビの地図に載っていないきれいな道路もありました)狭いのはほんの数キロでした。ここから椹島ロッジまでは一般の車は入れないので、ここら辺の山を所有しロッジ、山小屋の運営も行っている東海フォレストさんのバスに乗り換えます。ロッジ行の最終バスはこの時期15時発です。3,000円を払ってバスに乗り込みます。この3,000円はロッジ、山小屋の宿泊費から引いてもらえます。ちょうど20名ほどの団体さんと一緒になったので、バスは満員でザックも膝の上に置いて身動きできないので疲れました。大井川沿いを約1時間走りロッジに到着です。
今回、自分と同じ時計回りに回っていたのは、来るときのバスに乗っていた団体さんだけでした(先に出たのでどっちに行ったかは分かりませんが)。なので、自分と同じ方向に歩いている人は一人もいませんでした。荒川小屋までに出会ったのが5~6人、荒川小屋から椹島までに出会ったのが(次の日は台風の影響で雨模様の予報でしたが)20人ほどの団体さんと、それ以外の人が10人ほどでした。平日で前後の天気が悪かったせいがあるかもしれませんが、噂通りの静かな南アルプスでした。山小屋で泊まりが4人だけというのは、初めてです。荒川小屋の人も非常にいい感じのお兄さんです。一般に大倉尾根の方がきついので、下りに使った方がいいと言われていますが、自分の感覚では千枚尾根も厳しいと思います。元気な時にきつい所を登って、長い下りを降りるのも考えようだと思います。